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第53回日本核医学会   学 術 大 会

大会長挨拶

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大会長 : 大屋 信義 (九州大学病院)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

33回日本核医学技術学会総会学術大会を平成25年11月8日(金)〜10日(日)に、九州 福岡で開催致します。

本大会も日本核医学会と合同で開催することになり、両学会実行委員会の密な連携、協力の下にメインテーマを「核医学の閃き−原点と未来への創造−」とし準備を進めています。核医学会との合同企画として、合同特別講演および合同シンポジウムとして「臨床核医学における定量測定と精度」等を開催します。

また、本学会といたしましては、一般研究発表の他、本部企画としてシンポジウム「核医学施設における放射線安全管理技術」、卒後教育プログラムとしての基礎講座T・U、合同薬剤調製セミナー、現在活動中の3つのワーキンググループの報告および実行委員会としての特別企画を準備いたしております。今回は新しく下記の特別企画を実施することにしましたので、たいへん心苦しいのですが、一般研究発表の一部の演題をポスター発表でお願いすることになります。ご容赦下さい。

今大会は、私自身、第26回大会(平成18年)以来、7年ぶりに2度目の大会を主催することとなりました。従いまして、本大会では、前回より更にパワーアップした大会にしたいと「2つの新たな企画」を考えています。

1つ目の企画は、今までの大会では企画されていなかった「臨床現場で役立つ基礎から新技術に関する技師の教育講演」を大会第2日目に丸1日通して開催します。

これは、昨今の発表について多くの会員そして実行委員会メンバーの意見から生まれた企画です。

2つ目の企画は、VOC ( Voice of Customer ) いわゆる「医療用RI機器、医療用放射性医薬品メーカーおよび臨床現場の技師からの声」という企画です。技師は医療用RI機器、医療用放射性医薬品メーカーに対して、医療用RI機器メーカーは技師、医療用放射性医薬品メーカーに対して、医療用放射性医薬品メーカーは技師、療用RI機器メーカーに対して意見を述べることになります。

この企画の目的は、@技師・機器メーカー・医薬品メーカーの3つの関係を将来に向けて確固たるものにするために、それぞれがやるべきところはきちんとやろうという方向に向けた議論により協調関係を深めること、A装置、アプリケーション、その他に関する将来構想(“こんな臨床アプリがあったら、いいな”などの意見)をメーカー、顧客の枠を超えて模索することです。

さらに、将来を担う若手技師の方に必要な知識、わかっていそうできっちりわかっていない事も今回の企画の中に取り込みました。これは、今後10年の疾病構造の変化とそれに伴う診療形態の変化に前もって対応できる技師の育成、さらに核医学診断のエビデンスを構築できる優れた技師の育成をしたいという願いからです。

今回の企画につきまして、是非、多くの会員の皆さまの意見を実行委員会事務局までお寄せください。“温故知新、今までの学術大会を振り返り、新しい会員のための企画を盛り込みたい”というのが今回の実行委員会の主張であり、これを前面に打ち出しています。

33回総会は、会員の皆さまへの実行委員会からの「将来に役立つ前向きなお土産」をお渡しできることを目指しています。当日は、良く噛んで、脳の血流を増加させ、納得した上で理解し、今後の活躍の一助として頂きたいと願っております。

さらに2日目の夕方には、情報交換会を企画しており、札幌に引き続き“うまいもの”が豊富な福岡県での開催ですので、多くの会員の皆様に九州福岡の味をご賞味頂き、大いに語り合って頂きたく準備しております。

是非、多くの会員の皆さまのご参加をお待ちしております。